無形民俗文化財

更新日:2024年03月01日

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美里町には、地域の多種多様な伝統文化が、現代に継承されています。

建築おどり(町指定文化財)

[伝承地区:永富] [指定:昭和59年11月19日]

体育館でお揃いの緑の法被を着てハチマキを付けて右手に棒のようなものを持ち大きく輪になって踊っている様子の写真

この踊りは、大正11年頃、同地区の塚原貞熊氏が、招魂祭用に旅役者から伝えられたものです。昭和7年、建築踊りの保存会が設立され、地域の人達が中心となり伝承され、町内各種祭典に出演し、6種類の建築道具の挙動を表現した踊りで、伴奏は三味線、太鼓、かねを使用します。

大蛇おどり(町指定文化財)

[伝承地区:古閑] [指定:昭和47年12月22日]

大蛇を模した布の中にたくさんの人が列をなし、下半身だけが見えている状態で歩き、近くには赤い着物のようなものを着て笠をかぶった3人の女性や見物客がいる様子の写真

大蛇の長さは30メートルもあり、胴体は布で作り、この中に多くの人が入ってうねうねとくねり歩きます。前後には多くの人が逃げる格好で踊り進みます。

亀(ガメ)おどり(町指定文化財)

[伝承地区:名越谷] [指定:昭和47年12月22日]

大きな亀の甲羅の中の部分にたくさんの人が入り、亀の上には浦島太郎の格好をした子供が1人乗っている亀おどりの様子の写真

亀は甲羅が直径5メートルもあり、その上には浦島のいでたちをした人が乗り、30人くらいの若者が中に入り、首を長くしたりして、のそりのそり歩きます。その前後に村人たちが手を振り可笑しく踊ります。

大名行列(町指定文化財)

[伝承地区:三加] [指定:昭和47年12月22日]

陣笠上下を着用し、袴を着た武士の格好をした方々が列をなして歩いている様子の写真

行列は稚児を先頭に、陣笠上下を着用した武士が続きます。殿様は、大傘を差し掛けられお出ましになり、その後の駕籠に家来が続くという賑やかなものです。

関連画像

大きな亀の甲羅の中の部分にたくさんの人が入り、亀の上には浦島太郎の格好をした子供が1人乗っている亀おどりの様子の写真

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〈中央公民館〉
〒861-4406 熊本県下益城郡美里町馬場6番地
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