防災の心得

更新日:2024年03月01日

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日頃から非常時に備えて

避難場所や経路の確認

災害が発生したら、速やかに避難できるよう避難場所や経路を確認しておきましょう。

非常・消火用具の用意

もしものときに備え、非常持出品(貴重品、携帯ラジオ、食料品、水、生活必需品など)や消火器を用意しておきましょう。

火を出さない環境づくり

災害で一番恐ろしいことは火災です。火を使う器具などの点検整備をしておきましょう。

建物などの状況を確認

災害時にブロック塀などが倒壊に見舞われないように点検し、補強・修理を行いましょう。また、老朽化した建物などに不安があるときは、専門家に相談して必要な処置をしておきましょう。

防災訓練への参加

地域活動を通じて連帯意識を常にもち、防災訓練活動などに積極的に参加しましょう。

火災発生!初期消火の3原則

1.早く知らせる

  • 「火事だ」と大声を出し、隣近所に援助を求める。声が出なければ、やかんなどを叩き異変を知らせる。
  • 小さな火でも119番に通報する。当事者は消火にあたり、近くの人に通報を頼む。

2.早く消火する

  • 出火から3分以内が消火できる限度。
  • 水や消火器だけで消そうと思わず、座布団で火を叩く、毛布でおおうなど手近のものを活用する。

3.早く逃げる

  • 天井に火が燃え移ったら、いさぎよく避難する。
  • 避難するときは、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を絶つ。

水のかけ方

  1. ふすまや障子、カーテンなどの立ち上がり面にかけるときは、上から半円を描くようにする。
  2. ストーブや畳などへは一気にかける。ただし、油なべや感電の恐れのあるものには直接水をかけないで、他の方法で消火を。

消火器の使い方

安全ピンに指をかけ上に引き抜く。

ホースをはずして火元に向ける。
レバーを強く握って噴射する。

かまえ方

  • 風上に回り風上から消す。火炎にはまともに正対しないように。
  • やや腰を落として姿勢をなるべく低く。熱や煙を避けるように構える。
  • 燃え上がる炎や煙にまどわされずに燃えているものにノズルを向け、火の根元を掃くように左右に振る。

火元別初期消火のコツ

油なべ

あわてて水をかけるのは厳禁。
消火器がなければ、濡らした大きめのタオルやシーツを手前からかけ、空気を遮断して消火を。

石油ストーブ

真上から一気に水をかけて消火(斜めにかけると石油が飛び散って危険)。
石油が流れてひろがっているようなら毛布などでおおい、その上から水をかけて消火を。

衣類

着衣に火がついたら転げ回って消すのも方法。髪の毛の場合なら、衣類(化繊は避ける)やタオルなどを頭からかぶる。

風呂場

風呂場からの出火に気づいても、いきなり戸を開けるのは禁物。空気が室内に供給されて火勢が強まる危険がある。ガスの元栓を締め、徐々に戸を開けて一気に消火を。

電気製品

いきなり水をかけると感電の危険が。まずコードをコンセントから抜いて(できればブレーカーも切る)消火を。

カーテン・ふすま

カーテンやふすまなどの立ち上がり面に火が燃えひろがったら、もう余裕はない。引きちぎり蹴り倒して火元を天井から遠ざけ、その上で消火を。

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