無形民俗文化財
美里町には、地域の多種多様な伝統文化が、現代に継承されています。
建築おどり(町指定文化財)
[伝承地区:永富] [指定:昭和59年11月19日]

この踊りは、大正11年頃、同地区の塚原貞熊氏が、招魂祭用に旅役者から伝えられたものです。昭和7年、建築踊りの保存会が設立され、地域の人達が中心となり伝承され、町内各種祭典に出演し、6種類の建築道具の挙動を表現した踊りで、伴奏は三味線、太鼓、かねを使用します。
大蛇おどり(町指定文化財)
[伝承地区:古閑] [指定:昭和47年12月22日]

大蛇の長さは30メートルもあり、胴体は布で作り、この中に多くの人が入ってうねうねとくねり歩きます。前後には多くの人が逃げる格好で踊り進みます。
亀(ガメ)おどり(町指定文化財)
[伝承地区:名越谷] [指定:昭和47年12月22日]

亀は甲羅が直径5メートルもあり、その上には浦島のいでたちをした人が乗り、30人くらいの若者が中に入り、首を長くしたりして、のそりのそり歩きます。その前後に村人たちが手を振り可笑しく踊ります。
大名行列(町指定文化財)
[伝承地区:三加] [指定:昭和47年12月22日]

行列は稚児を先頭に、陣笠上下を着用した武士が続きます。殿様は、大傘を差し掛けられお出ましになり、その後の駕籠に家来が続くという賑やかなものです。
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更新日:2024年03月01日