二俣橋(ふたまたばし)、二俣二橋(ふたまたにきょう)

更新日:2024年03月01日

ページID: 1591
2つの川が合流する地点のそれぞれの川に石橋がかかっている二俣福良渡の写真

町指定文化財

全国でも珍しい兄弟橋

表:二俣福良渡について
項目 内容
橋長 27.0メートル
橋幅 2.50メートル
橋高 8.00メートル
架橋年 文政13(1830)年
事業主 中山手永惣庄屋・小山喜十郎
石工 不明
所在地 美里町小筵・佐俣
川に石橋がかかっており、橋の間から差し込む太陽の光がハートの形となっている写真
表:二俣渡について
項目 内容
橋長 28.0メートル
橋幅 3.30メートル
橋高 8.00メートル
架橋年 文政12(1829)年
事業主 中山手永惣庄屋・小山喜十郎
石工 不明
所在地 美里町小筵・佐俣

 釈迦院川と津留川の合流点が二俣にあるが、この地点において釈迦院川に3基(二俣渡・年祢橋・新年祢橋)、津留川に2基(二俣福良渡・新二俣橋)が架かっており、これを「二俣五橋(ふたまたごきょう)」という。それぞれの架橋年代も江戸時代~現代と幅ひろく、橋(架橋工法)の歴史がわかるフィールド・ミュージアムとなっている。この内、江戸時代に架けられたものは、二俣橋・二俣福良渡で、川の合流点に直角に交わる全国でも珍しい兄弟橋である。二俣渡は文政12(1829)年、二俣福良渡は文政13(1830)年に架橋された。
 事業主の中山手永惣庄屋・小山喜十郎は、馬門橋、二俣橋、二俣福良渡の3基の他、三由橋(宇城市)、山崎橋(宇城市)など計7基の石橋を架け、松橋~矢部往還を整備し、手永の発展に尽力した。

この記事に関する地図

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課
〈中央公民館〉
〒861-4406 熊本県下益城郡美里町馬場6番地
電話番号:0964-46-2038(直通)​​​​​​​
お問い合わせはこちら