令和2年(2020年)町長のメッセージ

更新日:2024年03月01日

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令和2年 年頭のごあいさつ

眼鏡をかけスーツを着た上田町長の笑顔の写真

 あけましておめでとうございます。皆さまには新元号のもと、初めての正月をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 去る12月の初めに「通いの場交流会」に出席をいたしました。

 「通いの場」とは、住民の皆さまが主体となり、週に1回以上の百歳体操などを通して、いつまでも元気でお過ごしいただく場。また、地域の憩いの場として茶話会や食事会開催。歓談の場としてカラオケなどの開催。あるいは犯罪への注意を呼び掛ける啓発の場として集っていただき、住民同士が交流し、繋がることで住民主体の地域づくりを目指した取り組みです。(令和元年12月現在23地区)

 さてこの交流会では様々な活動発表や報告がなされました。それぞれの地区で工夫しながら、楽しみながら取り組んでいらっしゃることに元気をもらいました。併せて、この会で報告されたアンケート結果は非常に興味深いものでした。内容は「通いの場に参加されてから、どんな変化があったか?」です。

 体調面、環境面において、総じて良い結果が出ていたのですが、中でも「おしゃべりが楽しくなった」「気持ちが明るくなった」という答えが一番良い結果だったことに、大変嬉しくなりました。

 この「通いの場」に参加されている大多数は、ご高齢の方々です。現在、美里町の高齢化率は43.7%、県内で3番目に高いですが、そこに暮らしていらっしゃる方々が皆さまお元気であれば、こんなに素晴らしいことはありません。楽しみ・生きがい・やりがいを持つことは元気の秘訣だと思います。高齢化率が高くても悲観する必要はないと思います。ご高齢の皆さまが元気で活発に、生き生きと生活できる環境をさらに充実させるため、本年も様々な事業を展開してまいります。

 美里バスが運行を開始して1年が過ぎました。144㎢ある美里町を細部までカバーするシステムですので手探り状態での1年でした。様々なご意見や、時にはお叱りも受けました。とは言え、進む高齢化や増える免許返納などを考えた時、買い物などの日常生活で不便をきたす事が無いように、改善を重ねながら使いやすい美里バスを目指してまいりますので、引き続きご意見など賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 全ての小中学校に空調設備を導入いたしました。また、学校ICT環境整備も積極的に進めていきます。快適な教室の中で、都会や地方関係なく、先端の学びが出来る環境を構築してまいります。

 とにもかくにも、美里町に住んで、暮らして良かったと思えるような町づくりに今年もまい進してまいりますので、町民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 併せて、令和2年が町ならびに皆さまにとりまして、素晴らしい1年となりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

美里町長 上田 泰弘

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